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デジタルマーケティングをインハウス化で行なう理由

マーケティング

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昨今のデジタルマーケティングは、検索連動型広告、DSP(デマンドサイドプラットフォーム)広告、さらには、位置情報による広告配信、ダイナミックレコメンドなど、アドテクノロジー界隈は、より多岐にかつ複雑化しています。

また、それらを支える自社内のデータ基盤も高度化しており、自社サービス利用者のオーディエンスデータを蓄積するDMP(データマネジメントプラットフォーム)の運用、各種ツールの連携によるエンゲージメント管理、Webサイト上での多変量解析によるABテスト、実績をBI(ビジネスインテリジェンス)ツールで可視化—待ちの時間など一切なく、リアルタイムで常に最適化が行われています。

上記一連の手法や流れは、運用型と分類されるものが多く、通常であれば、代理店やベンダーに委託する方が多いかと思います。しかし、インディバルではこれら全ての業務を、マーケッター、エンジニア、デザイナーも加わった完全インハウス化したチームによって運用しています。

でも一体何故でしょうか?
今回はそれらインハウス化に至った理由を書き出してみたいと思います。

1.自社ビジネスモデル、ターゲット像への理解

サービス商品の特性、ビジネスモデルの流れを確実にとらえたマーケティングというものは、事業の「中の人」であってこそ、その真価を十分に発揮できます。また一方で、当社サービスを利用されている企業様、ユーザ様の動向を素早くキャッチアップし施策に反映できるのも、サービスに密接に関わっている人間です。当社のインハウスチームのメンバーは、バックボーンは制作会社、ベンダー、代理店など様々な業界の出身者で構成されているのですが、まずは求人サービスの「中の人」として、造詣を深めた上で、それぞれの得意分野で活躍しています。

2.意志決定、施策展開の高速化

通常、事業会社は、経営層やサービスマネージャーの意志決定下で事業運営が行われています。その中で意志決定をダイレクトに反映し、かつスピーディに実行できる体制を構築するためには、出来る限り、中間の伝達を省く必要があります。つまり今決まったことを今実行できることが重要なのです。当社のインハウスチームは、全社横断で各事業責任者、経営層と綿密なやり取りを行い、実行のためのシナリオ化、実際の施策展開までをワンストップで行っています。また、施策の状況もリアルタイムで全社に共有できるため、方針の変更に伴う施策転換、万が一の場合の緊急対応など、機動的にかつ柔軟に対応しています。

3.サービス、プロダクトと連携したPDCA

施策の実行だけが業務ではありません。前述1,2の観点に共通しますが、「中の人」として、かつマーケティングのスペシャリストとして業務遂行する以上、最終目標は単なるマーケティング上の指標達成ではなく、ビジネスの最大化です。当然のことながらマーケティング観点から発見したサービス商品の改善や、プロダクトのクオリティアップのための提案も行っています。
インハウス化とは、単にアウトソースしていたことを、自社内に機能として組み込むことではありません。自社サービスプロダクトの向上のために、より身近にマーケティング担当がいて、いつでもコミュニケーション、共同作業できるという仕組みが大切なのです。

4.ノウハウが社内に蓄積される

インハウス化で実は一番難しいことなのですが、ナレッジの共有化については、(元々業界経験者で構成されたチームですので、)そもそもの経験値あってこそ見える視点を、一般化しパターンにすることが望まれます。それらが実現することで、今まで説明が必要であった工程が、反射のレベルまで自動化します。これについては、膨大なコストと時間がかかる事になりますが、事業会社にとっての最上の資産として残り続けます。

いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、あくまでデジタルマーケティング業務でのインハウス化をやってみた上での、なんとなくの感想です。デメリットも存在しないわけではありません。また、事業のタイミングによってもインハウスより委託したほうが良い場合もありますので、ご参考程度に。

執筆者プロフィール

インディバルでデジタルマーケティングを愛する35歳。北海道出身。
美味しいお酒とご飯が大好き。最近体重を気にしはじめ、amazonで買ったエアロバイクを漕ぐ日々。