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Webデザイナー(♀)が実際に使ってみたおススメ子育て系アプリ10選

デザイン

Webデザイナーが実際に使ってみたおススメ子育て系アプリ10選
こんにちは。デザイナーブログの担当、Iです。
今日は、弊社歴代2番目の育休復帰者だった私が、妊婦時代(2014年)~職場復帰(2015年)~子育て中の現在までお世話になった/お世話になっているiPhoneアプリやサイトをご紹介しようと思います。
また、今回の記事を作成するにあたり、最新の同系アプリも調べてみました。その中で「これは良いな」と思ったものも[次点紹介]として少し触れています。

今まさに妊娠中の女性にも、ご夫婦で妊活中の男性にも、きっとお役に立てるであろう便利なアプリばかりですので、ぜひご覧ください。

 

原稿を書いたI(私)の属性

「どんな奴がどんな視点で選んだアプリなんだ?」が分かるように、基本的な属性を書いておきます。

・子供を産む母親にありそうな「夢」属性は皆無
・アプリはシンプルなデザイン、UIのものが好き
・過剰に『繋がり(ex:ママ友募集/同じ悩みを共有する系)』を勧める機能は不要
・『胎児ネーム』は無くていい
・単機能アプリでいい
・広告は嫌い
・なるべく「会員登録」しないで使いたい
・子供をあやす為に(絵本などでなく)アプリのお世話になるのは「最終手段」にしたい派

 

妊婦時期/各種公的手続き

「なぜ、母親ばかりがこんなにたくさんの手続きをしなければならないのか…。」と愚痴りたくなるくらい、妊娠出産にまつわる公的手続きは多岐にわたり、また数も多いです。
特に母親の身体的・精神的ダメージが大きい出産後のタイミングで必要になる手続きは、夫婦ふたりで事前に確認・勉強をし、夫と妻のどちらでも手続きが取れるように準備しておくのが良いと思います。
(「お父さん」は出生届を出せば役目を終えた気になってますが、そんな訳はありません!)

■KAZOC
https://kazoc.yahoo.co.jp/mamakarte/ninshin/
KAZOC

「妊娠出産手続き 得するお金チェックリスト」というサービスタイトルがビミョーな感じですが、中身はかなり硬派な内容となっています。
他にも類似するアプリはありますが、母親の健康保険の種類や居住地別の情報、ひとり親/子供が未熟児・障害・難病を抱えている場合の手続き情報までフォローしているのはこのサイトくらいではないでしょうか。

母親の属性を入力することで、「母親全般に必要な手続き」ではなく、「自分にとって必要な手続き」が提示される良さを感じます。また、市区町村によって特有な手続きの情報についても随時アップデートされているようです。

※本稿作成時、エラーが出ていました。公式へ問い合わせを行ったので、後日改善されると思われます。

(2017/04/13追記:不具合が解消され、正しく動作していることが確認できました。)

[次点紹介]

■カムバ!(2016年リリース)
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id1070695707

こちらは「時期別」に必要な手続きを「やること」リストで列挙しているので、「自分が今、妊娠何週目か?」によって必要な公的手続き(やその他準備)が確認できるという作りになっています。

「一覧性/個別性」は前述の『KAZOC』のサイトの方が高いですが、「時系列順」に「提案」してくれているのがこの『カムバ!』の良さだなと感じました。
アプリをリリースしたリクルートは『イクション!』という、「子育てしながら働くこと」についてのキャンペーンを継続的に行っていて、このアプリのリリースもそのキャンペーンの一環のようです。

 

妊婦時期/陣痛管理

みなさんは、「陣痛」とはものすごく辛い痛みがハッキリとやってくると思っておられませんか?(私も出産まではそんな風に思っていました)
でも実際は、前駆陣痛などは人によって感じ方がマチマチで、見逃す方も多いそうです。
また本陣痛も、「これがただのお腹の『張り』なのか陣痛なのかどっちか分からない」という状況から始まります。(初産ならなおさら分かりにくいです)

そんな状況で、私が実際に使ってみたのが↓こちらのアプリです。
■陣痛きたかも
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id672093792
陣痛きたかも

[1]『~かも』というボタン名の絶妙さ
上記のように妊婦自身が「ん?これって陣痛???」と迷っている状況では、アプリUIでいかにもありそうな「スタート/ストップ」といった「明確な単語」で示される状態を自分で「確信」できないんですよね…。

その点、私が使ったアプリの「陣痛きたかも!/おさまったかも!」というボタン名は本当に絶妙だなと思いました。妊婦の「気持ちに寄り添っている」のがとてもよく伝わります。
「これが本当に陣痛かどうか分からなくても、お腹は痛いからとりあえずボタン押しておこう」って思える曖昧さ。これ大事。

あと、今になって思うのはボタンが「切り替わらない」のも良いUIだったのかもなー、という点です。
「ふたつのボタンが常時表示されている」のは一見すると情報量が多いように思いますが、「都度、ボタンが切り替わる」ことの情報量の多さ(ある意味でストレスとも言える)よりも「ボタンが固定表示されている安心感」の方が勝ると私は感じました。
何せ、全神経をお腹の痛みに集中させてますんで…。

だんだんと陣痛の間隔が短くなってきてとにかく耐えてる頃には、ボタンの文字を読まなくても「痛くなったら上のボタン」「おさまったら下のボタン」を押せばいいとだけ覚えておけば、そこに書いてある文字は読まなくてもいいという利点があるなぁ、と。

[2]連絡先登録ができるのは便利
私は里帰り出産の予定で実家に帰省しており、産気づいた時、夫は東京にいました。
陣痛の間隔が短くなってきた連絡を産院へ入れるのも、夫への連絡も自分で行いました。(夫への連絡は、看護師さんに「ここで貴女から連絡してください。これ以降は多分もう電話できないと思うから」と言われてしたのですが。)

立っていられないレベルの痛みに襲われつつ、陣痛間隔をアプリで測定しつつ、産院や夫へ電話するというのはかなり難易度の高い作業で、気が遠くなりました。

自分でタクシーを呼んで産院に行かなければいけない妊婦さんや、夫だけでなく近隣に住まうご両親に手伝ってもらう妊婦さんもいらっしゃることでしょう。
「陣痛間隔を測定しつつ連絡ができる」ための「連絡先登録」機能は本当に便利で助かると思います。

[次点紹介]

ちなみに、デザインのシンプルさで言うなら圧倒的に↓こちらが勝っています。
他と比べても出色のシンプルさです。見た目重視ならこれ一択です。(※ただしこちらは連絡先登録機能なし)
■陣痛時計
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id415881849

 

新生児時期/予防接種管理

新生児期を過ぎて、ようやく親も「生まれたばかりの子供特有の、命の危うさを感じる時期」を脱したな?、と思った頃にやってくるのが、怒涛の予防接種スケジュールです。
ほんとに、ビックリするくらいあっという間に接種時期がやってくるので、生まれる前に「お勉強」しておくことをおすすめします。(私は生まれてから勉強を始めたので死にました)

予防接種管理アプリを選ぶ際、基準にしたのは以下の6点です。

[1]子供の月齢に合った、接種可能な注射の種類が分かりやすく提示されていること
[2]リマインダー機能があること
[3]予防接種のメーカー名やロットの入力欄は不要(小児科医が母子手帳に貼ってくれるシールで十分、という考え)
[4]予防接種についての説明・情報は「あれば助かる」という程度の位置づけ
[5]共有機能はなくていい(接種予定を立てるのが私しか居ないため)
[6]なるべく会員登録はしたくない

その中で、UIのシンプルさと機能の簡素さでこのアプリを選びました。
■予防接種スケジューラー
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id499802103
予防接種スケジューラー

特に[3]については、ある程度の年齢にまで子供が成長して、定期的な予防接種が必要なくなった際に「記録」として予防接種履歴がわかるようにしたいというのであれば、「母子手帳の該当ページを写真に撮りスマホに保存しておけばいいのでは?」と思うタイプなので、検討項目から除外しています。
何事もこまめに管理される方はアプリ内ですべて完結するのがご希望なのかもしれませんが、私は「入力しなくても代替えの方法があるなら、手間を減らしたい派」の人間なので、このアプリの簡素な機能が好ましく感じられました。

 

新生児時期/育児記録

このテのアプリはデザインや機能もさまざまで、子育て系アプリで一番の激戦区ジャンルだと思われます。
この「育児記録/日記」系アプリとよく似ていて、でも機能が異なっているのが「母子手帳」系アプリです。両者では「子供の成長の記録」という機能が大抵重複しています。
ただ、私は以下[1]を管理する機能が欲しかったので、「母子手帳」系アプリは使用せず、「育児記録/日記」系アプリに絞りました。(ふたつのアプリを使い分ける気力はありません…。)

育児記録アプリを選ぶ基準にしたのは以下の6点でした。

[1]授乳時間/ウンチの時間/寝た時間/入浴/などを記録する「育児記録」機能があること、その操作性の良さ
[2]子供ができるようになったこと/日々気づいたこと/などを記録する「育児日記」機能があること
[3]その都度、写真が添付できる機能があること
[4]バックアップ機能があること
[5]共有機能は別になくてもいい(どうせ私はそんなに熱心に記録はつけないから共有機能はオーバースペック…)
[6]子供が生まれてからの記録だけでいい(妊娠中の記録は不要)

新生児から乳児の時期は、医師などから当然のように体重や授乳回数や排便回数を聞かれるシチューエションが頻出します。
たいてい母親はアプリを見なくても答えられるくらい覚えているものなのですが、記録しておくにこしたことはありません。
またこのテの「記録」は、子供が成長した後で見返す楽しみもあるので、がんばって書き残してみる価値はありますよ。

で、普段は「絶望的に三日坊主」な私が、実際に利用したのが↓このアプリでした。
■育児ノート(有料版)
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id448044153
育児ノート

私は広告が表示されるのがイヤだったので有料版(480円)にしましたが、それが気にならない方には無料版もあります。デザインのシンプルさは、ほかのアプリと一線を画しており大満足でした。
ただ、授乳やウンチや就寝の時間を記録するUIは、もう少し便利にできると思います…。というか、してほしい。
このアプリはiPhoneを機種変更した際にもデータの引き継ぎがスムーズで、その点で満足度が高かったです。

寝不足でフラフラの時期に、1日に30~40回程度の入力作業をする状況が数ヶ月続くのをサポートする「育児記録」機能は、「多少UIに難があっても、見た目が好きで使い続ける意欲が湧く」か「UIが圧倒的に便利で離れられない」かの二択でお決めになるのが良いと思います。(私は前者でした)

[次点紹介]

■ベビーライン(2015年リリース)
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id1031132505

これ、母乳授乳の左右乳房の違いや、搾乳の左右乳房の違いもサクッと入力できて最高に便利です!!!
「うんち&おしっこ」と「うんち」「おしっこ」が1タップで別々に入力できるのも便利だ!!!
もしも今、私が「もうすぐ子供が生まれる」立場なら、間違いなくこのアプリを選ぶと思います。イチオシです。

 

幼児期/遊ぶアプリ

■KOO-KI制作のアプリシリーズ
KOO-KI制作のアプリシリーズ
福岡を拠点に活躍するクリエイティブスタジオ「KOO-KI」が制作したアプリ。どれも無課金でもかなり遊べます。息子は1歳の頃に[1]を遊び始め、2歳で[2][3]を遊ぶようになりました。

同じアプリの中でも、最初はできなかった操作や、理解できていなかった事柄が、子供の発達に合わせてだんだん「できるようになる」のが良いなぁと思います。親も見ていて楽しいです。UIも隅々まで「行き届いている感」があり心地よいです。

また、「大人はそんな箇所をタッチしようと思わない」けど「子供なら触ってしまう」ところにも、クスッと笑ってしまうような「小ネタ」がたくさん仕込まれていて、とても楽しいです。
最初は「友達が作ったから使ってみようかな」と軽い気持ちでDLしたアプリですが、今ではすっかり息子のお気に入りになっています。

[1]Mr.shapeのタッチカード
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id426335792

[2]Mr.shapeのワークワーク
(おしごと体験)
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id989068773

[3]Mrs.remiのタッチフード
(おりょうり体験)
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id1028827329
■はらぺこあおむしシリーズ
はらぺこあおむし
大人気絵本「はらぺこあおむし」(エリック・カール氏著)が好きなお子さんなら、きっと気に入るアプリです。絵本の世界観と美しいビジュアルもそのままに、「あおむしと一緒に遊べる感じ」がとても楽しいです。こちらも無課金でも十分に楽しめます。

また、お子さん本人が操作できなくても、親が操作して見せてあげるだけでも楽しめます。「動く絵本」感覚で遊べる、良質なコンテンツだと思います。

[1]わたしのはらぺこあおむし
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id972363269

[2]わたしのはらぺこあおむし いろとかたち
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id1076980474

 

幼児期/保育園入園活動 支援アプリ

働く母親や父親にとって、「保活」は最重要課題ですよね。
産前休暇中に大きなお腹を抱えて保育園見学に行けとか、4月から9月くらいまでに子供を出産できるように妊娠の時期をコントロールしろとか、ほんとにバカバカしく哀しい努力をしないといけない「保活」に、心身共にくたびれて、職場復帰準備どころじゃないお母さんもたくさんいらっしゃることと思います。
かく言う私も他人事ではありません。息子は現在小規模保育施設に通っているので、3歳児クラスからの転園の必要性があり、今年また「保活」が始まります。
いわゆる「3歳の壁」に阻まれて転職を余儀なくされた友人も身近に居り、他人事ではない状況です。そんな訳で、多方面から情報収集を始めた時に、目にしたのがこのアプリ。

■きっと(東京23区限定)
https://itunes.apple.com/jp/app/apple-store/id1188511968
きっと

東京23区限定、しかも認証と認可保育園のみの表示(小規模保育施設や私立は未対応)ではありますが、このアプリは保育園の所在地の「概要をつかむ」のに便利だと思います。
自治体の公式webサイトの保育園情報のページは、呆れるくらいに一覧性が低く「どこにどれだけ保育園があるのか/その名前は?」をまとめて管理するのに、Google mapに自分でmapを作って登録していくしかテがないという惨状です。それにかかる手間と時間は膨大です。
それをほんのちょっとだけ楽にしてくれるこのアプリで、まずはお住まいの地域の保育園の全容をサラッと掴んでみられてはいかがでしょうか。
アプリの製作者は保活問題に関心が高い方(当事者)なので、今後アップデートされていく可能性は十分あると思います。

 

さいごに

妊娠中と産後では、妊娠中の方が圧倒的に「自分の自由になる時間」が多かったので、モロモロの下調べは妊娠中にしておくことをお勧めします。
産後はとにかく自由時間がないですし、「必要になるシチュエーションが発生してから利用開始までが極端に短い(検討してる暇がない)」のが特徴で、「あー、もっと早く調べておけばよかったなぁ…」と思うこともしばしば。

調べごとや比較検討も、

・妊娠出産にまつわる公的手続き
・保育園入園にまつわる手続きや見学
・家事や子育て、病児保育などの支援サービス
・健康診断や予防接種などの医療情報
・amazonなどの日用品宅配サービスの比較検討(amazonプライムはオンラインで子供向け動画も見られるし神!!!)
・生協などの食料品宅配サービスの比較検討
・体調不良時などピンチの場合のお弁当宅配サービスの比較検討
・子供服やマタニティアイテムの通販やお買い物の店舗調べ
・子供向けアイテム(抱っこ紐やバギー、哺乳瓶やオムツ、おもちゃなど)選び
・赤ちゃんの発達とお世話に関する情報収集
・復職に関する情報収集

…と、やることがてんこ盛りすぎて死にそうになりますが、便利なサイトやアプリを使って&ご夫婦やご家族で分担されて、うまく乗り切れられることをお祈りいたします!!!
なるべく無理しないで、サスティナブルな子育てライフをお送りくださいね。

最後までご覧くださりありがとうございました。

 

執筆者プロフィール

2歳の息子の子育て中&共働きワーキングマザー。
最近自分がギックリ腰になり(=子育てあるある話)体重15キロを優に超える息子とのスキンシップが激減してしまい、息子のイヤイヤが炸裂。子育ては『感情労働』の最前線だなぁという実感を深める毎日。