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初めての企画制作で新人賞を受賞。大型新人デザイナーにインタビュー

デザイン

デザイナーインタビュー

盧さんプロフィール:
部署:UXデザイン室
2018年4月インディバル新卒入社
 

中国の大学を卒業後に武蔵野美術大学に入学、卒業後にデザイナーとしてインディバルに新卒入社。現在はUI/UXデザイン室で全社横断的に活躍中の盧さん。なぜ日本で就職しようと思ったのか、その中でインディバルを選んだ理由などをインタビューしました。

 

新しいことにチャレンジしたい。中国の大学を卒業後に日本の美大に編入。

デザイナーインタビュー

ーー盧さんはいつ頃から日本にいらっしゃったのでしょうか。

そろそろ5年になります。中国の大学を卒業してからですね。向こうの大学で4年間学び、卒業してから武蔵野美術大学(以下、武蔵美)に入りました。武蔵美には三年生からの入学です。学科は視覚伝達デザイン学科を選択しました。

ーーWebデザインに興味をもったきっかけを教えてください。

小さい頃から絵を描くのが好きで、デッサンなどを学ぶうちに自然とデザインの方を向いていました。高校ぐらいの時から、いずれデザイン方面に進もうと考えていました。特に課題解決の方面に関心があったのですが、現代の人々にとっての身近な媒体とは何だろうと考えた時に、Webの占める割合が大きいと思ったんです。無限の可能性があり、自分のやりたいこともたくさん探せる世界だと思いました。

ーー留学はもともとしたいと思っていたのですか?

はい、準備を始めたのは大学二年生からです。
主には日本語の勉強ですね。大学とは別に、土日で日本語教室に通っていました。日本でいう英会話教室のような感じです。

ーー日本語がお上手ですが、日本語はどのくらい勉強されたのですか?

学校に通ったのは1年半くらいです。そこから武蔵美に入って実地で2年、インディバルに入社してもう1年経ちましたね。

ーーご両親に留学や就職の意思は伝えていたのでしょうか。

若干、反対も受けました。自分が一人っ子なこともあり「中国にもいっぱい仕事があるのだから、もっと近い場所で就職してもいいのでは?」と心配させてしまっていたようです。それもあって当初は、武蔵美で院生に進んで、その後は中国に戻る予定でした。でも実際に武蔵美に見学に行って色々と相談をしたところ、院生だと自分のやりたいこととは合わないなと思って。

ーー具体的にはどのような違いがありましたか。

詳しい話を聞くと、院生は研究の割合がとても多いという印象を受けました。自分は研究よりも、新しいことにチャレンジするのが好きです。そういうギャップが入学前からあったことで薄らと考えていたのですが、実際に武蔵美に入学してから「日本で働きたい」という意思を固め、就職活動を始めました。
 
 

色々な情報に触れる街で、早く成長したい。少し遅れての就職活動をスタート

デザイナーインタビュー

ーー日本で働きたいと思ったのは何故でしょうか。

日本、特に東京は大きな刺激を受けることのできる街だと思います。有名なデザイナーの展示を常にやっていたり、会社と会社の壁がなくて外部の勉強会も自由に参加できるなど、エキシビジョンの好きな自分にはとても魅力的です。特に後者は、中国にはなかなかない傾向ですね。中国はとにかく国が広いので、北京の会社に勤めてたら上海の勉強会に行くのは難しいです。そもそも、外部に向けた勉強会自体が少ないです。年に1回あるかないか。それに比べると、東京は色々な情報に触れる機会が多いところが素晴らしいと思います。

ーーいつ頃から、どのように就職活動をしたのですか?

就職しようと決めたのは三年生の夏頃です。一般的な学生なら普通の時期だと思うのですが、三年から入学した自分にとっては実質一年生の夏にあたるので、何も準備できていませんでした。そこで、とにかく情報収拾をと思って日本のキャリアセンターに通いました。
日本の就職活動はどのように進めていくのかを調べて、ポートフォリオを作り始めました。その間に会社説明会に行って……と、流れとしては日本の学生と変わらないと思いますが、始める時期が遅かったと思います。
留学生の就職を支援する民間団体もいくつかあったので、そこに相談にも行きました。面接の練習なども手伝ってくれましたよ。大学のキャリアセンターにも同じような支援があったので、面接練習は相当数こなしたと思います。

ーーどのような軸で就職活動を行ったのですか。

二つあって、まず一つ目は『自分が早く成長できるか』、二つ目は『どんな人と一緒に働くか』ですね。
同じように就職活動をしている日本の就活生は、ある時期までは会社が手厚くサポートするような、研修制度を長く受けることができるような会社を好む様子が見られたのですが、自分はとにかく早く成長したいと思っていました。「これは新入社員だからできない」という会社ではなくて、やりたいことがあれば周囲のサポートを受けつつも自分の力で進められるような場所がいいなと思っていました。

ーー早く成長したいと思った理由はありますか?

今考えると、カルチャーショックもあるのかなと思います。
中国では「一生同じ会社にいる」という文化はなく、とにかく実力主義です。なるべく早く、自分自身に力を付けなければいけないと思っていました。

ーー『どんな人と働くか』という軸について、具体的にイメージはありましたか?

ただ仕事ができる素晴らしい先輩、というだけではなく「教えるのが上手」とか、「やりたいことがあったら支えてくれる」といった、成長のヒントをくれるような人と働くことができたら良いなと思いました。そのヒントを簡潔にまとめてくれる人だとなお良いですね。

ーー探るのが難しい軸だと思うのですが、企業に関してはどのようにして調べたんですか。

参考になったのは面接やインターンシップですね。元々大企業には興味がなかったので、直接会って話すのが一番わかりやすかったです。
インディバルには1Dayインターンで入社して、この会社は良いなと思いました。
 

「対等であろうとしてくれる」インディバルとの出会い

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ーーインターンで受けたインディバルの印象について教えてください。

まず、就活生と対等であろうとする姿勢が素晴らしかったです。他の会社で短期インターンシップを実施すると、現場とは離れた場所に就活生を集めてワークショップ的なことを行なって学生を観察する……といった傾向があります。その点インディバルは、実際の仕事の現場に入れてくれて、現場の社員と同じ作業をやらせてくれました。一方的に観察されるだけではなく、就活生の側からも現場を見ることができます。実際に働く姿をイメージすることもできました。

ーー他社のインターンも行きましたか?

数は少ないです。申し込みも合わせて10社足らずですね。インディバルのインターンはWantedlyで見つけたので応募してみたんのですが、自分がやりたかったインターンとはこういうことだなと思った記憶があります。

ーーインターンの後はどんな流れだったんですか?

そのまま選考に進みました。面接が2回ですね。部署の上長と一回、人事の方と一回。それから社長との最終面接です。他の会社よりリラックスして臨むことができたと思います。

ーーインディバルと他社で違いを感じたところはありますか?

私服でOKと言われたところと、圧迫感ですね。他社の面接では、相手の面接官からの「うちの会社はすごいんですよ」というプレッシャーを感じることも多々あったのですが、インディバルでは逆に私に対する質問の方が多かったです。そこがすごく印象的でした。

ーー最終的にインディバルに就職しようと思った決め手などはありますか。

インターンや面接を通して「裏表のない会社だな」と思ったことです。造られた感じは好きじゃないんですよね。
他の会社からは「自分の会社を良く見せよう」という誇張のような面も見えたのですが、インディバルからはずっと自然体な雰囲気がありました。面接でも、他社は創業のストーリーなどをしっかり語ってきたのですが、インディバルの面接でそういう話はほとんど無かったと思います。
インターンで実際に働いた時に、周囲がとても良い方だったというのも大きいですね。業務外でも声を掛けてくれたり、なにかと面倒をみてくれたり。フラットで気負わず、自然に親切にしてくれるーーー社員の人がみんなそんな感じだなと思いました。

ーー東京で働くと決めた時、ご家族からの反対はなかったんですか?

その頃にはもう反対はありませんでした。逆にインディバルで働くことを伝えたら、安心してもらえたようです。外国人から見ると日本の会社は「残業ばかりで堅苦しい」というイメージがあるのですが、インディバルにはそういう面がまるで無いので、良い会社だと思ってもらっているようです。
とはいえ入社前はそれなりに不安もあったようで、仕事が終わってから親とやりとりするようにしていたのですが、その連絡の時間がそんなに遅い時間ではないところが安心材料になったようです。
 

「インディバルの良さを伝えたい」初めての企画制作で新人賞を受賞

デザイナーインタビュー

ーー入社してから気になる面などはありますか?

しいて言うなら、プロジェクトを進めるのが少し遅いと感じることがあります。現場から提案が上がってからの審議が遅くて、「じゃあやろう」「やっぱり難しい」という決定まで時間がかかります。もう少し決断が早いといいのに、もう少し仕事のスピード感があっても良いのに、と思う時があります。
でも、入社前と入社後のギャップはほぼありませんでしたよ。むしろサプライズ的な良い驚きもありました。

ーーサプライズ?例えばどんなことでしょうか。

入社して三ヶ月くらいの時に「商談についていきたい」という要望を出したらあっさり通って、出したこちらがびっくりしました。普通の会社ではあまりないですよね、入社したての新入社員…しかもデザイナー職が大事な商談の場に同行させてもらえるって。

ーー商談に行ってみていかがでしたか?

面白かったです。営業の人はこういう仕事をしているんだ、会社の一つのサービスの流れはこうなんだ、とイメージできるようになりました。同行する前は、営業や企画の人が「こういう機能が欲しい」と言われたら制作する、自分が携わる部分しかわからない状態でした。「この機能はどう使われるのか」というイメージをするのが難しかったのですが、実際に使用するお客様とお会いした事でその点がクリアになったと思います。
インディバルのサービスにも詳しくなりましたし、営業さんが商談の時にサービスの良さを一生懸命に伝えてくれていること、お客様がどう考えているかなどもわかったので、サービスに対する印象もぐっと良くなりました。
同時に、インディバルでは「やりたい」と言ったことに対しては柔軟に対応してくれて色々なことを叶えてくれる、こんな事もやらせてもらえるんだと驚きの出来事でした。たとえ新人であっても、職歴や職種の制限がないんだなと印象に残りました。

ーー新卒一年目でも色々な仕事を手がけましたよね。今までどんな仕事をしたのか教えていただいて良いですか?

自分は入社前から週2のインターンで通っていたのですが、その時点で既に、業務と並行してコーディングの練習などもさせて頂いていたんです。入社以降は、サービスの更新や一部のデザイン、バナーの仕事などをすることが多かったです。
2〜3ヶ月経ったあたりで、一人でページを一枚制作することになりました。自分でコンテンツを立案して、デザインからコーディングまで手がけました。「データで分かるインディバル」です。立案されたのは夏頃ですが、「こういうページを作りたいんです」と提案したらすぐにOKが出ました。

ーーなぜこのコンテンツを作りたいと思ったのでしょうか。

インディバルには常設の採用ページはありますが、独立した採用サイトは設けていませんよね。しかも大手求人サイトへの出稿も現在は停止しているので(※2019年現在)、求職者がインディバルの魅力に触れる機会が減ってしまうなと思いました。
今よりもっと刺激が欲しい、チャレンジ精神のある人と一緒に働きたいと思っていたので、この機会に新しいことをやってみようと思いました。会社の情報にアクセスできる入り口を増やしたいと思ったんです。
インディバルは広報面は少し地味ですよね。誇張しないのは良いところでもあるのですが、自分も入社してようやく「ああ、良い会社なんだな」と知ったので、より多くの人にインディバルの良さを知ってもらいたいと思いました。

ーー制作にはどのくらいの期間かかりましたか?

まず「他社はどのような内容を出しているか」というリサーチから始めました。
次に人事と打ち合わせをして、ページの目的、どういう人に読んでほしいのか、どういう人材を求めているのかを詰めました。新入社員の皆さんに「どうしてインディバルに入ったのか」という聞き取り調査もしました。既存社員の方にもアンケートをとってデータの収集を行って、コンテンツ内容を詰めてからワイヤーフレームに着手、デザインして…コーディングは2ヶ月くらいかかりましたね。最終的に、リリースは1月末です。他の仕事と並行して進めていたので、時間は結構かかってしまったと思います。

ーー「入社一年目の人が作ったんだよ」と面接の方や学生さんに見せているのですが、かなり好評ですよ。どこが一番大変でしたか?

そうですか、嬉しいです。
大変だったのはコーディングですね。アニメーションをつけたいと思ったのですが、スキルが追いつかなくて、調べたり先輩に教えていただきながら実現することができました。

ーーこのページ制作で盧さんは『IVCAward(参考ページ)』の新人賞を受賞されましたが、その時の感想などを教えていただけますか。

とにかくビックリしました。認めて頂いて嬉しかったです。インディバルはやっぱりチャレンジし続ける価値のあるステージだなと再確認しました。

デザイナーインタビュー

ーー入社してそろそろ一年ですが、成長したと思うところはどこですか?

コーディングに関してはまったくのゼロスタートだったので、すごく伸びたと思います。デザイン面でも情報整理の能力がすごく上がったと思います。Webバナーの案件などは特に、限られたサイズの中で一番見せたい情報をどう見せるのか考える必要があるので勉強になります。
あとはコミュニケーション能力ですね。

ーー具体的にどのへんですか?

考え方にも繋がるのですが、学生の頃はラテラルシンキング(lateral thinking…既成概念や固定観念を取り払い、水平方向に発想を広げる思考法)の方が得意だったのですが、会社ではロジカルシンキング(logical thinking…問題を分解して整理し、仮説や分析を基に検証、結論を導く論理的な思考法)の方も極めないといけないですよね。自分の行動に対して『なぜこのような方法を取ったのか』をうまく説明しないと様々なコンバージョンにも影響が出ますし、他の職種の方に意図を伝える必要もあります。
その辺りの思考力、コミュニケーション力がついたと思います。

ーー次年度からは二年目に入りますが、挑戦してみたいことはありますか。

今は大きな案件にアサインされているのですが、そのプロジェクトで初めて、WebサイトのUIをワイヤーフレームから設計することになりました。今回初めて触れた分野なのですが、これはぜひ極めてみたいと思いました。
将来は新しいサービスをゼロベースから設計して作り上げてみたいです。
 
 

ーー盧さん、インタビューありがとうございました!

 
 
※この記事は2019年3月時点のインタビューをもとに構成されています
 
 

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